モビリティ・マネジメント教育とは、一人ひとりの移動手段や社会全体の交通を「人や社会、環境にやさしい」という観点から見直し、改善していくために自発的な行動を取れるような人間を育てることをめざした教育活動で、例えば「地域の公共交通について考える学習」、「クルマ社会について考える学習」、「交通まちづくりについて考える学習」、「モノの流れについて考える学習」などを意味する。
同財団ではこれまで、自治体に対してノウハウの提供や資金面での支援を行い、大阪府和泉市や石川県金沢市などに支援を行い、今年度からは新たに宮城県仙台市に支援を開始する予定だが、さらなる普及を図るため、学校に直接支援する制度を設け、公募を開始したものだ。
今年度は10校を上限に、ノウハウの提供や資金面での支援を行う。実施面では、自治体や交通事業者などとの連携を支援するほか、教材や参考となるデータ提供を行う。資金面では、交通環境学習のための講師謝金や旅費、印刷製本費、図書購入費などについて1校当たり15万円を限度に支援する。
応募資格は、小中学校の教員および教員による研究グループで、校長の承認を得られていることが前提だ。
《レスポンス 編集部》
【関連記事】
楽しみながら交通安全を学ぶ…118園の5200人が参加予定
居眠り運転警告シートに国土交通大臣賞
日産、小学校で出張授業---モノづくり、デザイン、エコ
国土交通省 特別編集
・ 全交番・駐在所にAED設置=1200カ所「身近に安心を」―警視庁(時事通信)
・ 菅首相が誕生=官房長官に仙谷氏―「枝野幹事長」を検討・組閣は8日(時事通信)
・ 郵政改革法案、派遣法改正案…成立微妙に(読売新聞)
・ 菅新代表が国民新党の亀井代表と会談 連立政権維持で合意(産経新聞)
・ 民主党代表に菅氏選出へ 小沢氏起用せず「しばらく静かにした方が…」(産経新聞)